2020-2021年度 国際ロータリー第2640地区|Rotary International District 2640 2020-2021

国際ロータリー第2640地区

RI会長メッセージ

ホルガー・クナーク

「ロータリーは機会の扉を開く」

ロータリーの成長に対するマーク・マローニー会長の強い決意を受け継いでいけることを誇りに思います。有機的かつ持続可能なかたちで、いかにしてロータリーを成長させることができるかを考えていただきたいと思います。いかに現会員を維持し、クラブにふさわしい新会員を募れるか。そして、立ちはだかる課題に立ち向かうため、いかに組織を強くできるか。ポリオ根絶の取り組みによって世界でロータリーへの認識が高まっているこの絶交の機会に、行動を起こさなくてはなりません。「太陽が出ているうちに屋根を修理しなければならない」のです。

多くの意味で、ロータリーは素晴らしい状態にあります。財務も健全です。財団は、世界で最高の慈善団体の一つに数えられています。グローバル補助金は増え続け、ロータリーは年々、国際的な活動に注力するようになっています。

ロータリーはまた、興味深いかたちで進化しています。今では、アジアのロータリアン数が北米のその数を上回っています。しかし、この傾向が続けばリスクもあります。特に人口の高齢化が進む地域で、ロータリーが衰退し、老齢化しています。

何もせずにこれまでの功績に満足していることはできません。デジタル革命が私たちにもたらした打撃は、予想をはるかに超えています。これまでもこの課題に直面していましたが、十分な対応が取られてきませんでした。

私たちは急速な変化に負けません。この機会をとらえてロータリーを成長させ、より強く、適応力を高め、中核的価値観により沿ったロータリーとなるのです

ロータリーは変わらなければなりませんし、必ず変わります。古き良きロータリーではなくなったと文句を言うロータリアン仲間がいたとしても、変わらなければならないのです。ポール・ハリスが言ったように、時に革命的でなければなりません。そして、革命的であるべきときは、まさに今なのです。その一つの方法は、新クラブのモデルをつくり、ロータリー会員であることの意味を考え直すことです。新クラブの設計者は、若い人たちであるべきです。

ロータリーのビジョン声明の最初の一語がこの言葉(together)であることも、驚くことではありません。「Together, we see a world where people unite and take action to create lasting change — across the globe, in our communities, and in ourselves. (私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています)」

ビジョン声明は、ロータリーの新しい行動計画の土台を成すものです。その実施において、皆さんは極めて重要な役割を担っています。この新しい行動計画の要は、ロータリーの成長であり、デジタル時代にロータリーが適応する一助となることです。この行動計画を実行に移す時が、今やってきました。今後5年間、この計画によりロータリーがより大きなインパクトをもたらし、参加者の基盤を広げ、参加者の積極的なかかわりを促し、適応力を高めていくことになります。

すべてのロータリークラブに、少なくとも年に1度、戦略立案会議を開いていただきたいと思います。各クラブが、5年後にどのようなクラブになりたいかを自問し、クラブが会員にもたらす価値がどのようなものかを認識すべきです。

ロータリーが唯一無二で、世界とシェアするに値する存在であるのはなぜでしょうか。皆さんご自身や奉仕の受益者に、どのような比類ない機会への扉を開くことができるでしょうか。 私たちは人との交わりを楽しみます。世界のどこへ行こうと、出会ったロータリアンと親友になり、もっと一緒に時間を過ごしたいと感じます。私たちは、異なる環境、異なる世代、言葉、文化をもっています。ロータリーでの過ごし方でさえ、国によって、またクラブによって異なります。この多様性こそが、ロータリーを素晴らしいものとしているのです。

私たちは、共有する価値観の下に集まっています。私たちは皆、固い友情でつながり、「四つのテスト」を信じています。ロータリーを経験する方法はいたるところで異なりますが、「四つのテスト」は誰にとっても同じです。

ロータリーは、奉仕プロジェクトを実施し、やり遂げる機会を与えてくれます。これらは、意義があり、持続可能なプロジェクトです。ロータリーでは、寄付だけでなく、奉仕活動も行い、その奉仕がもたらす持続可能なインパクトをこの目で見ることができます。これは、他にはない機会です。

ロータリーは、奉仕のアイデアを実行に移すために、世界を旅する機会を私たちの多くに与えてきました。 ロータリーはまた、リーダーシップの機会も与えてくれます。私たちは皆、新しい大きな責務を引き受けました。これは、自分自身の栄光のためでなく、ロータリーのために、ロータリーのネットワークを強化する機会です。人びとのためにリーダーシップへの道を切り開いてあげることこそ、真のロータリーの理念であり、そうすることで皆さん自身がより効果的なリーダーとなります。

私たちがここに来たのは、ロータリーがもたらす機会を信じているからです。それは、ほかの人びとにとっての機会であり、私たち自身にとっての機会です。奉仕の行いは、その大小にかかわらず、助けを必要とする人たちのために機会を生みだすものであると信じています。私たちはまた、どんな奉仕の行いも、インスピレーションを与えることで私たちを変える力をもっていることを知っています。

ご存知の通り、ロータリーとは、クラブに入会するというだけでなく、無限の機会への招待です。ポリオ根絶のように大規模で歴史的なプロジェクトから、地域社会でのささやかなプロジェクトや1本の植樹まで、奉仕する機会への扉を開いてくれます。

私たちの中核的価値観を基に、世界中の友人たちとともに、より豊かで意義ある人生への機会の扉を開いてくれます。

ロータリアンとして、ロータリーにとってのこの素晴らしい時にリーダーの役割を務められることは幸いです。

私たちのあらゆる活動が、どこかで、誰かのために機会の扉を開いています。

従って、私たちの年度のテーマは、「ロータリーは機会の扉を開く」です。

2020-21年度国際ロータリー会長
ホルガー・クナーク

TOPへ戻る